LGBTの人々 | avenir

【いっぽ！にほ！さんぽ！】

Reo Komatu　（小松礼央）

「性同一性障害」の人が4万人以上いるといわれている時代。しかし、GID当事者が深く理解されているとはいえない現状がある。少しでも知ってほしい、知識を増やしてほしいと願い、女性として生まれ、今は男性として生きる、GID当事者である著者が自身の経験を綴る。行動することの大切さを感じるエッセイ。「想像を豊かにし、見えないものを見る力を養ってください」

〔著者より一言〕

自分の納得のいくカタチまで治療を終え、

ようやく世の役に立ちたいと思えたところでこの一冊が生まれました

GID当事者、当事者のご家族、ご友人など全ての方に読んで頂きたい内容です。

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【青い舌】

Nagisa　Yoshida　（吉田渚）

嘘吐きの舌は青いの知っていた?「吐き乱れても吐き散らしても/汚物まみれの美しいこの世界で/僕だけ君を愛していこう」……クリアに鬱屈した真実、毒づく言葉が描き出すリリシズム。汚れたもの、汚いものが跋扈するこの現実の中で、愛する君が、人の心が、世界が果てしなく美しい。クリアに鬱屈した嘘つきな舌が美しく醜い世界を鋭利に描写する、詩という名の文学。

〔著者より一言〕

生き苦しい世界で、セクシャルマイノリティとして生きていくことで更に生き苦しくなった自分が吐き出せる言葉が「詩」という形でした。FtXの私は、詩の世界では「僕」にも「私」にもなれるんです。詩の世界では女性を想えるんです。それが、私の救いでした。

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